遍路に関して

~お知らせ~

現在3章途中までの編集が大体終わっています。

そのあとはしばらくお待ちください。

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はじめに

 「マナーアップ遍路」

 

今までそれとなしにこちらでいろいろ書いていきましたが、四国もそろそろ限界だと感じハッキリと書こうと思います。


もちろんマイナスの情報ですので、気分を害される方もいるでしょうし、宿泊施設(お四国ゲストハウス)のイメージをマイナスになることもすべて考慮した上で、それでも尚発信していかねばならないとの苦渋の決断です。

 

これから書いていくことが残念ながら本当の四国の現状になってしまいました。

これ以上四国が荒れるようであれば、その文化は様相を変えていかねばなりません。


一人でも多くの人に現実を知っていただき、今の現状を少しでもよい方向性に変えていくキッカケになる為にココにお伝えします。

 

現状四国は荒れています。

 

例えば、道の駅やアズマ屋と呼ばれる屋根の付いた休憩所に「野宿禁止」の張り紙がいたる所に張られています。

 

よく考えてみてください。

 

日本中どこを探したらそんな張り紙が張られているでしょうか?

(注、私たちは野宿推進派です、メンバーには野宿旅を重ねた来た者も多くいます。そんな私たちが声を上げなければならない状況もお汲み取りいただければ幸いです。)


そもそも四国には遍路を大切にする文化もあります。

 

そんな地元住民の温かいサポートがあって回らせていただける部分もございます。


そんな地元住民の方がしびれを切らして耐えかねて張った張り紙だという認識を持っていただきたいのです。
そこにある地元住民の方のジレンマを考えていただきたいのです。

 

またこんな方もいらっしゃいます。

女性の方で「野宿余裕でしたよー」って帰ってきて聞いたら、「いい場所あるんですよ」と彼女の言った言葉は、「身体障害者などが利用する多目的トイレだったら鍵付き安心で寝れるんですよー」って言っていました。それをみんなに教えながら回っていたようです。

 

自分が何をしているのか、全くわかっていないようです。多くの人がこの時点で事の重大さがわかっていただくと信じたいのですが、、、

 

わからない人もいるかも知れませんのでハッキリ書いていきます。

おそらく「夜中に身体障害を持ったような方は出歩かない」「使わないからいいじゃない」などと都合の良い理屈を言い出すのだと思いますが、それは論点のすり替えにしかならず、やって良いという理由ではありませんよね。

 

さて、究極に保護して考えたとしても数の理論ですが、公共の場所でのご迷惑にならないところで、どうしようもなくなって野宿させていただくような場合、使わしていただく立場ですから最低限で、最大限の気遣いやマナーを持って利用させていただくわけで、そこがかなり田舎な人がいないような場所であれ、その公園の目立たない場所であれば、数の理論でたまに、少しくらいなら「まぁいいか」となるかもしれません。四国では数が多すぎて「野宿禁止」になっている現状もお忘れなく、そして明らかに重要度の高い多目的トイレでは他の利用者にとって緊急度が比較にならないほど重要なことは認識していただけますでしょうか?

 

重要度が高いという事は、何かあれば大問題に発展しかねない。と言う事です。

本人は気軽な気持ちなのでしょう。

 

簡単に考えれる事は、そこの公園のそのトイレが夜間使用禁止になったり、そこだけで終わればいいのですが、波及して近隣の多目的トイレ、四国中の多目的トイレが使用禁止になるような事態になりかねません。そこには身体障害者の皆さん、遍路のイメージ、真面目に回っている野宿の遍路もたくさんいます。そんな人たち、そもそもが地元住民に多大なご迷惑をかけていることに対しての想像が全く出来ていないのではないのかな?と思います。

過大表現でしょうか?

そこの積み重ねが現在の状況ではないでしょうか?

 

現状「野宿禁止」の張り紙の事、その裏側で地元住民になんと思われ、どう言われているのか、もちろん遍路の耳には入りにくい情報ですが、、、

ご想像ください。

本来大切にされている遍路が、そこまで落ちた評価をされている事実を真摯に受け止め私たち一人一人が高い意識を持って回るしかありません。

 

 

放送コードに抵触する言葉なのかもしれませんが、他に良い表現が見つかりませんのでハッキリ書きますと「乞食」が増えてどうしようもない状態です。

【注、「乞食」と言う表現の認識が個人によってかなり違うのでとる人によっては厳しいのではと言う意見もありましたので追記いたします。放送コード(放送局が勝手に決めた放送禁止用語)で乞食をホームレスに言い換えていますが、そもそも意味が違います。乞食=物乞いをしている人で、ホームレス=家がない人 外国のホームレスが言っていました「私はホームレスだけど乞食(begger)じゃない」彼は今はお金がなくて家がないけど人の施しを得ながら生きるのではなく、自立を目指して仕事をしているんだ。と言っていました。

ちなみに放送コードになった理論は「日本では社会保障制度が整い実質的に本人が自立しようとすれば自立できる(ホームレス支援施設など)環境であり現状の日本では乞食は居ない」との解釈からで、世の中ここで言っているのは家も金もあるけど自分の欲のために人から利益をする精神的な乞食の為に遍路のあり方が変わりつつあるという部分で使用しています。

そもそも乞食とはその行動を指し、特定の個人や民族や組織などを指す差別用語ではありません。その嫌悪感は意味のない言葉狩りの結果のマスコミからの洗脳の部分もあるかと思います。】

 

 

そもそもは仏教用語なのでぴったりなのですが「物乞いをして生計を立てる人」を指します。

 

生計は立てなくても、物乞いをしながら回る人です。

乞食をする為に来る人。

もっと簡単に言うと「周りの人を利用してすべてを自己の利益(金銭的物質的なこと以外でも)を得る為に回りに来る人」が増えています。

 

ココでは広い意味で言っています。俗に言う「職業遍路」と言う遍路用語がありますが、乞食遍路の俗称だったりするのですが、それだけでは無いのです。

 

一般の遍路が乞食化している部分が否め無いと言っているのです。
もちろんすべての遍路ではありません。

 

ただ、一番の被害者は遍路とは何も関係ない地元住民そして真面目に回っている遍路だったりします。

 

今一度よく考えてみましょう。

お接待一つ頂くにもそうです。

当たり前になっていませんか?

参照>お接待について

 

自分からもらいに行ってませんか?

「くれるだろう」って考えた瞬間それはもう乞食の始まりです。


私たちの考える広い意味での乞食は自分の心が少しでも人の善意や良心をあてにした時から乞食は始まっていると考えます。


若い未熟なうちは仕方のない部分もあります。

そこから考えて行けば良いと思います。

現状乞食が増えているのが驚くことに団塊の世代です。

 

彼らは本当は回るだけのお金も持っています。

彼らの一部は安く回ることが正義になって、本来もっと重要であると思われる「人に迷惑をかけない」「自立してやり遂げる」の部分であったり、そもそもみなさんのサポートによって回らせて頂いていると言う感謝の気持ちが欠落しているのではないかと思うような人も少なくありません。(口先ではありがとうって言いますが、結局クレクレの自分の利益ばかり考える乞食です)


善根宿、通夜堂と呼ばれる無料で宿泊させていただける物件もあることは事実です。

(注、宿泊施設でも宿でもありません、千差万別な形態で宿のような物件もあるのは確かですが、多くは倉庫や車庫だと思ってください)

 

それもそのオーナーさんやお寺の方の善意です。

中には予約して当然の宿泊施設のように使う方もいて、気分を害されているオーナーさんやお寺の方もいらっしゃいます。

 

参照>善根宿、通夜堂について


みなさんが「四国は良い人ばかりで、お接待がたくさんあって、無料で泊めてくれる所がたくさんあって、お遍路やってたらどこでも野宿出来るぜ」ってイメージを持つのも分かりますが、それはすべてマスコミ、テレビ、雑誌などの作り上げた虚像です


あなたの町には良い人しかいませんか?良い人もいれば、悪い人もいますよね?物事には裏表、多角的な側面があります。


ネット上の情報はズレているって私たちは言っています。その理屈も書いています。
参照>遍路の4タイプ 情報の出方について


ココには遍路のリアルな姿と四国のリアルな姿、そして失われつつある、本来の地元住民の本当の心のこもったサポート、そこにのっかってくる悪質な善根宿や遍路を狙う者、今の現状は遍路も善根宿もすべてが人間の欲の醜い部分を見せだしています。


ひどい遍路は物乞いを乞食のやり方を覚えて帰ります。自分の私利私欲にまみれ、自分に都合の良い理屈をこねて物乞いや乞食行為を正当化して

 

「何したっていいじゃないか、お遍路だもの」<相田み○お調

 

と言う状態ですべてが当たり前、物乞いできて当たり前で乞食のやり方を学習して戻って来る人も中にはいます。

 

野宿もそうです。どこでも出来て当たり前、遍路やってるんだから良いじゃないか?

 

地元住民は非常に困っている現状があります。
あなたがその状況で生活していたらどう思いますか?

家の前の公園でとっかえひっかえよくわからない人が来て野宿されたらどう思いますか?

 

それではこの文化は消滅に向かいます。

多くの地元住民の魂を削って、、、

 

そろそろ気が付いてください。

自分さえよければそれで良いと言う感覚はやめませんか?

乞食の始まりです。

 

お四国ゲストハウスから回って頂いたメンバーの多くは気が付いてくれています。

ただ、マイナスの情報という部分でなかなか情報を表に出さないのが現状です。

 

また人の良いメンバーが多いので、「お試し」「試練」などと判断して発信を避けてしまいます。

私たちもその気持ちや考え方も散々してきましたが、出来ることからコツコツと公にまではと思い地道に裏では情報発信してきましたが、乞食の彼らはそんな心理にのっかり人から利益を奪うことに長けた人たちです。

 

私たちはココで情報を発信して全国に知っていただき気が付いていただき、少しでも地元の人たちの気持ちを考えて頂き、後世に残していくと言う選択をしました。

黙っていては始まらないと気が付きました。

声を上げて行くことから始めました。

 

もうこれ以上は公にせずして四国が荒れていくことが止めれる状態ではない状態になりました。

 

今までのお四国ゲストハウスご利用の方で賛同していただける方やココを読んで賛同していただける方は少しでもこちらの記事を一人でも多くの方に知らせてください。


それが結果的に遍路のためであり、地元住民の為であり、四国を末永く使って楽しませて頂くためだと私たちは信じていますし、私たちはその為にマイナスの情報を出す悪者になってもかまいません。

情報を出すことによって、めぐっては地元の人への恩返しの行為になります。


何が具合が悪いかと言うことをもう少しよく考えていただきたいです。
私たちは遍路が観光でも何でも良いと思っています。必ずしも熱心にお参りすることが正義だとは思っていません。信仰心なんか無くても良いと思っています。


ただ、私たちの遍路旅は普通の旅と違う部分は「宗教にのっかって」遊ばせて頂いている立場なのです。

 

私たちの自己満足を満たすために、回っているだけです。

お接待を頂く中には本当に強く信仰をされている良いおじいちゃんやおばあちゃんもいらっしゃいます。


信仰もなく自己満足で回る私たちはハッキリ言ったら詐欺みたいな部分も有ることは事実です。

だからこそ支えてくれるみなさんに深く「感謝」して回って頂いたいと思っています。


私たちは回る自由を頂いていますが、そこには責任が付いて回っていることを認識していただきたいです。

 

私たちは末永くみんなが、すべての遍路に関わる人たちが幸せで有ることを望んでいます。
だからこそ私たちの情報は信仰に関することはほとんど言っていません。
そのかわり、ラクに回ることは現状考えられるウチのメンバーの知識を総動員してお伝えしています。それによってラクに回れて、無駄に倒れて地元住民が見かねて世話をするような事態が防げるからです。

 

今後四国の地元住民向けに「遍路から受けた被害」を集めて公開していこうと考えています。

 

すべてはマスコミ等からみんなに植え付けられた、四国のあまりにも偏ったイメージや洗脳を解いて本当に困っている地元の現状を知っていって頂くキッカケになっていくためです。

 

どうぞ、四国の文化を今後に残していけるように、皆様一人一人が、この事実を周りの方に一人でも良いので知らせていただけますように節にお願い申しあげます

 

そして私たち一人一人の意識を高めマナーアップしてどうやってみんなが幸せな四国のカタチにしていくのか、一人一人考えながら回っていただきたいものです。

 

ちなみにハッピー遍路にする方法まで、お四国ゲストハウスのホームページは精神面のフォローまでバッチリしてます。

参照>精神面っていうか

よく読んで、よく考えて、全ての人の立場で、自己中心的で、人の迷惑を考えないような回り方だけはやめていただきたいです。

ちなみに、情報の多くはマスコミが作り上げた

「きれいな部分のみでの遍路」

「遍路目線での偏った情報」

がほとんどで「地元の人目線」の物はありません。

地元住民も宗教にのっかている以上声があげにくいのです。

(私たちはよそから来て運営しているので、立場として訴えやすい部分もあります)

そもそもですが、地元があるから遍路が出来る。

と言うゆるぎない立場の差を勘違いして傲慢な心がそのような情報につながるのではないでしょうか?

「学習とは自分自身が如何に無知であるのかを知ることである」

「学ぶと言うことは、謙虚さを学ぶことである」

どうか「自立した旅」に対してもう少し深く考えていただけたらうれしく思います。


注、お四国ゲストハウスは利益を得る為に作った宿泊施設では有りません。すべては遍路や旅人の「自立」を目指した宿泊施設です。現状は多くの人のご協力や店長自身も外に働きに出てそれらをつぎ込んでの運営になっていますので、誤解の無いようご理解をお願いします。

 

 

今後の編集予定内容

 

*歩き遍路、登山経験者、スポーツ経験者、靴屋経験者、医療関係者、飲食店経験者、野宿経験者、海外旅行経験者、バックパッカー経験者、バイクツーリング経験者、自転車経験者、などいろんな視点から見たときに「歩き遍路こんな道具ややり方したら便利なのにな」を寄せ集めて、歩き遍路に落とし込んでいます。

 

経験者にとっては常識的な事を言っていますので、もしあなたが上記の部分を読むときは、釈迦に説法となるかと思いますが、その知恵や技術を一般的な人に落とし込んでいる部分では再発見ができるかもしれませんし、出来ないかもしれません。飛ばし読みしていただいて結構ですが、方程式といっしょで、どこかの値がずれると、答えがずれますので、そこは経験から修正してください。

 

ここではプロ又はその道のかなり詳しい人たちのご協力によって集められた知識があります。世界一詳しい本当の遍路の情報があります。また歪曲しないためにも多くの人で、作り上げたその道では当たり前の寄せ集めです。必ずお役に立てる事でしょう。

 

歩き遍路に関して

公共交通機関での遍路に関して

それらのミックスでの回り方

自転車に関して

ロケーション・シチュエーション

プランニング

歩行技術

補給の仕方

体のトラブル

宿の取り方

野宿の仕方

善根宿・通夜堂について

お接待について

実践編

 

みんなが実際回った部分での洗練していく情報を終わることなく改訂して書いていきます。

 

過去分で、ブログのシステム使って書いているのがあるので、そのうち統合させますが、現時点ではこちらにも書いてあります。

この辺>

お四国くんのお四国歩き

 

編集協力者

店長

山登り、野宿ツーリングなどが大好きな、お四国ゲストハウスの店長さんです。

 

シッタカブッダ

悟った人(ブッダ)の事を知ったのか知らないのか、よくわからない人です。たまにゲストハウスにも出没、若干コミュニケーション障害気味

この人ニーチェの影響あるのかな?<店長さん談 

 

お山の大将

山と放浪の旅が好き。特に絵は上手くない。歩き方系の文章は彼に丸投げです。たまにゲストハウスに出没。

 

ゆかいな仲間たち

非常勤スタッフとか、

<ココには医療関係者とか、リアルな歩きの旅、自転車旅、世界をめぐるバックパッカーなどなどをしていた人たち、様々な経験を持った人達が、遍路に役に立つ知識として、遍路で使うのであればと落とし込んで、話を詰めて言っています。

 

お四国ゲストハウスメンバーズ

お四国ゲストハウスに泊まって考えを賛同してくれて情報の提供や編集に協力してくれてる人

 

ではいってみましょう。

 

歩き遍路に関して