宿のコンセプト
すべては[すべての方に喜んでいただくために]みなさん自身にマッチした宿に泊まっていただくために、当宿泊施設の目指している部分をご説明します。
ちょっと難しい事を言います。
お四国ゲストハウスは、今まで日本の宿泊業のスタイルとは大きく変わります。
旅館、民宿、ホテルなどのサービスを上げて料金を上げていくスタイルの全く逆の事に挑戦していますので、値段だけ見て安いからだけでご利用されますとミスマッチをおこします。
ミスマッチが起こりますと、その宿泊者自身ももちろん、相部屋ですので周りの方や、ココを応援していただいているご理解ある宿泊者の方々に迷惑をおかけします、ミスマッチを起こすと、本人も周りも誰も幸せになれない構図をご理解いただきたいと思います。
かなり偏ったターゲットユーザーに絞っておる関係上、すべての方要望を受け入れるような設備、サービスは整っておりません。
[みんなで作るみんなの宿泊施設]がコンセプトなんです。
みんなはお客さんと言う観点ではなく、一会員で、会員みんなで少しずつお金を出し合って、維持費、管理費、修繕積立金を出しあおう。
と言い考え方で、そこには通常の会社で言う利益という考え方ではありません。
より安くしていく為の努力はしても、サービスや最低限以上の設備をしていこうとは思いません。古い民家を利用してやっているので多少の不具合は修繕していない所もあります。少しずつ修繕していますが、その修繕費は皆さんの宿泊費や、ここのメンバーの寄付など関係者の外貨の給料ですので、限界がございます。
参照>[値段に対する思い]
私たち貧乏旅行者の状況は限られた金銭的制約の中で、より長期間の旅をしなければならない状況になることが考えられます。
もちろんたまにはゆっくりする為に、サービスの整った慰安の為の宿に泊まるのも良いと思いますし、私たちもそうすることもあります。
ただ、例えばビジネスホテルに泊まったときに思いませんか?
歯ブラシ、タオル、浴衣、、、
「そんなアメニティいらないから少しでも安くならない?」
そう思っていただける人がお四国ゲストハウスのターゲットユーザーなのです。
【みんなのセカンドハウス】
そもそもが[みんなでお金を出し合って、日貸し、週貸しのアパートみたいなのが、四国中、日本中、世界中にあったら貧乏旅行者にとって便利だよね?]って感覚から生まれた、現在の宿泊業界のあり方の真逆を行くコンセプトと一つの理想を持った宿泊施設なのです。
なので
「最低限の安全、安心に眠れて明日の旅に備えられること」
「野宿で、人や自然に怯えながら、寝なくていい環境」
「旅でかいた汗を流せ清潔を保てる設備」
「贅沢を言えば、手洗いじゃなくて、洗濯機が洗濯してくれる幸せ」
「キッチンが使えてより節約できる旅が出きる」
それがなるべく安くあったら、最高じゃんね!
参照>[寝る事へのこだわり]
って感じれる人。
最低が最高って感じれるのかどうなのかはその人自身の旅の経験から来るものですので、例えばある人はビジネスホテルがサービスと金額の見合った最低のラインだったらそこが、その人にとっての「最低の良い宿」になるわけですが、そこはもっと贅沢を減らしてもっと安くならないかな?
そこが相部屋だったり、アメニティをなくしたりする部分だったりします。その最低を考えて行った部分がココお四国ゲストハウスなのです。
そこには、今までの日本の宿とは比較にならないのがおわかりいただけますか?
なので「特定の人は何割引」ってサービスは考えられないのがおわかりいただきたいのです。みんなでお金を出し合って維持しているのに、特定の条件の人たちだけ安くなるのはおかしいですよね?それは「すべて平等な利用者」で、その部分が私たちが提唱する自分自身で「自立して旅」をしていくってコンセプトなのです。
人の善意に便乗した旅も良いかも知れませんが、旅は自分自身の快楽であるが故に最低限自立した旅がしたいけど、宿泊費にはなるべくお金をかけたくない人たちが自分たちで維持する宿泊施設になるのです。
これがコンセプトの「自分たちで自立した貧乏旅行を作っていく貧乏旅行者同士の助け合いの施設」と言う、部分になります。
より深い部分でのご理解の上でのご利用をお願いいたします。
参照>[わかった!ということ]
難しい事を言っているようですが「マーケティング」で、当施設ではいろいろな側面からターゲットユーザー以外は「ハッピー」にすることは難しい設備やサービスですので、みなさんのハッピーの為にも、正確に情報を開示して、ご理解いただいた方にだけ利用していただかないと誰も幸せになれないので、少し厳しい表現になっています。ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
*マーケティングについては話が難しくなるのであんまり書いてませんでしたが、よく考えたら営業や経済やってない人にはわからないかもと思ったので、少し詳しく書いてみます。
参照>[マーケティング]
すべての、貧乏旅行者、ライダー、チャリダー、遍路が旅をしやすくするために
その先に私たちの想いがあります。
読んで頂きありがとうございました。
*手っ取り早く言うと、横着な人のために真面目な利用者が我慢するような環境は作っていない、俗言う「主」禁止している宿なんです。良い旅しようぜ!
関連項目
信念
当施設やみんなの情報源となるウェブサイトは、行政からの、補助金・助成金をはじめ税金からの助成は受けておりません。
完全独立採算を目指しています。
(現状、店長をはじめ多くの方の労力や資金援助を受けていますが、近い将来では、旅人みんなで維持できるようになっていくよう努力を重ねます。)
また、今後もどのようなことがあろうとも皆さんの血税からは助成を受けません。
それは「税金=あなたのお金」と考えるからです。
税金それは、
皆さんの血と汗と涙の結晶です。
客商売ならお客様へ頭を下げての……
サラリーマンなら上司に従っての……
肉体労働者なら、文字通り汗の結晶……
営業マンなら泥水すすって上げた一件の受注……
だったりします。
それは、みなさんの絶え間ぬ努力と苦労の塊=魂の結晶だと思います。
それは私たちの考える、良い旅、「自立した旅」と言う部分に反するからです。