価格について

値段への想い


コンセプトでも言っているように、ここは「みんなで維持するみんなの宿泊施設」なので、そこには利益と言う考え方ではないんです。

 

維持費、管理費、修繕積立金以外は下手な設備投資はせずになるべく価格

を安くしていくことがこの宿泊施設の目指す姿です。
現状2000円ですが、高すぎると思っています。

*設備やサービスをあげたら、そこにはコストがかかり、そのコストはどこから?と言うと宿泊施設の利用者からしかありません。(一部、助成や金補助金をはじめ、公共のお金=税金などを使っていけば別ですが、そのような施設では補助が打ち切られたらそこで経営困難となり、反復永続的に社会に存続すると言う部分で、不健全だと考えるからです。もちろん助成金などで、その公共性を加速させ、社会還元させる意味合いでは助成金や補助金を全面的に否定しているものではありません。)
それを考えていったら、高級ホテル、高級旅館、そこまではサービスいらないから価格を安くしてほしいと思ったら、民宿など、、、
その方法は一つの経営手段の客層戦略としては存在していますが「少しだけ」「ここまでは」とやりだすとその分価格に転化する訳なので、中途半端な値段になっていってしまいます。
ここは、少しでも安く泊まりたいと言う客層戦略をしていますので「1円でもお金を払ったら客だ」と言う方は対象外と言うのがわかっていただきたいです。

 

そもそもお客さんと言う考え方の宿泊施設ではありませんしそのような方は、「お客様=反復継続して利益をもたらしてくれる存在」と言う「お客様」の大前提が理解されていない方だと思います。

 

言っている意味が理解できない方にもう少し説明させていただきますと、

 

「1円でもお金を払ったら客だからもっとサービスしろ」

 

サラリーマンにとって利益をもたらしてくれるお客さん(会社)がこう言いました。

 

「1円でも給料払ってるんだからもっとサービス残業しろ」

 

その先は書きませんが、広い視野、いろいろな立場で物事を見ていく気付き力とでも言いましょうか、お互いを思いやる部分や、お互いの尊重の原点ではないでしょうか?
もうやめませんか?

 

生活保護、補助金、助成金、天下り、皆の税金(=隣の人のお金)から自分さえよければいいと言う考え方で、国家の借金を増やしていくことを、、、もうね。。。


と言う日本の問題点を発信しているのがお四国ゲストハウスであり、相部屋(ドミトリー)だからこそ自分さえよければいいと言う、身勝手な人は泊まってほしく無いのです。

 

そこには一つの良い人の社会があって、ある意味ではその時限りかもしれませんが、家族のようなコミュニティが生まれます。
皆がマナーを守って、丁寧に使ってくれる、だからこそ、低価格が維持できると言う仕組みを作っていきたいのです。

 

現状2000円と言う価格ですが、赤字なのですが、これには貧乏旅行者、野宿系の旅行者だった経験上「お風呂入っても500円くらいかかるし、手で洗濯するのめんどくさいし、コインランドリーも300円くらいするし・・・安心で安全な場所に寝れて、体が洗えて、洗濯機が無料、2000円までなら出せるな」と言うマキシマムの値段設定が2000円なんです。

 

なので、普段ランクが上の宿に泊まっている方にとっては安いだけの宿になります。

 

私たちが目指している宿泊施設は最低の宿泊施設です。
そこを求めている方だけに利用していただきたいだけです。
営業の仕事をしたらよく分かって頂けると思いますが、世の中に「タダ」の物は一つもありません。

 

特に人が動くことが一番高くつきます。

自分自信で動くから安くなるわけです。

 

私たちは、自分たちで旅をしていく為のみんなのセカンドハウスを自立できる最低価格を目指しているだけです。

ご理解とご協力を頂かないと、ご理解いただいている周りの利用者のご迷惑になりますのでよろしくお願いいたします。

 

また、今後より一層の低価格にしていけるように、努力いたしますので、ご協力お願い致します。

 

すべては、私たち貧乏旅行者が自立した旅をしやすい世界を作るために、

 

文章 店長 お四国ゲストハウスメンバーズ