さて、プランを立てる為の必要な知識と考え方をやっていきます。

 

ただし「このとおりにできるのかな?」ってなるかと思いますが、答えは出来ません(笑)

 

[歩行技術]

[補給の仕方]

が合わさって、出来る様になります。

 

とは言っても、ここでは練習も技術も無くても

【誰でもがんばったら出来る程度】のレベルでの話しを書いてます。

 

体力ある人や普段からスポーツしている人は、もう少し距離が作れると思います。

 

実際に、若者も、女性も、外人も、定年退職組も、10代も、20歳も、30歳も、40歳も、50歳も、60歳も、70歳以上の人も、みんな出来てます。

 

ここで言わなければならないのですが、急いで回ることが正義だと言っている訳ではないです。

ただ、ある程度のスピードで回るとラクなんです。

ラクな理由をあげていきます

・食糧補給、水分補給、宿がたくさん出てくる<安心感につながる

・体の作りとして、休憩の多い人は体があったまった頃に休憩してウォーミングアップ(筋肉、心肺、精神的にもきつい所)を常にしている状態だったりします。

・疲れと言うのは距離に比例して疲れるのではなく、時間に比例する部分のほうが大きい

・移動距離が多いと計画も自由度が増して計画を立てやすい

・移動距離が多くなって計画がしっかり立てれると、食料や水を余計に持たなくてすむので、軽量化につながり、より疲れにくくなり好循環となる>荷物の好循環・悪循環

 

それは、○日で終わるものではなく1200km弱と言う距離で終わるという選択肢をする人が多いからです。いくら「私は生涯かけてゆっくり1周したい」とは言っても、人間の生涯と言うのは意外と短い物です。

 

特に区切り打ちだったら、交通費もかかるし、第一にせっかくの休日が時間がもったいないと言う感覚になってくる人が多いかと思います。また、第一の目標をハッキリさせて満足度をあげると言う部分でもあんまり遍路中にあれもこれもやってしまうと、満足度が下がります。

ここから出発して帰ってきた人の多くが「言ってる意味が分かりました、ゆっくり回るメリットがあんまり無いんですよね」ってよく言われます。

そうなんですよ、特に山をやっている人なんかは「ゆっくり景色を見て回るほど良い景色でもないし、、、」ってよく言われてしまいます。ゆっくり景色みたいなら山に行ったほうがいいかもしれません。。。

その辺は満足度の上げ方を別途書いてあります。

歩き方の種類

 

 

ただし、結局のところ本人のやる気の部分だけですが、、、

 

さてプランニングは重要だといいますが、それはプランが作ってあると言うことで【覚悟が決めれる】からです。

 *何も、ものすごい気合を入れるって意味ではないです。

 

「今日は、この山登るぞ!」

「今日は、補給が無いぞ!」

「だって歩かないと泊まる所ないじゃんね」

などなどのロケーション・シチュエーションがわかっていたら、プランがたつ訳です。

 

そうなると「何が何でもあそこまで歩かないとダメだ」と覚悟が決まり、10時にはA地点、12時にはB地点、14時にはC地点とプランが立ち、うまく計画されたプランは、実行はさほど難しくありません。

 

【覚悟を決める為】のプランだったりしますが、かなり重要です。

 

余談、「人生は遍路だ」って言ってる人にこそ「自分の人生のプラン」を立てて欲しいものです。<また毒吐いた(笑)

 

以下はお山の大将が書いていきますのでお願いします。

 

文章・店長

 

第2章へ     一日の歩ける距離へ

 

~注意~

 

ここにある内容は一部を見るとズレが生じます。

トータルバランスで、書いていますので、一つ一つの記事を単体のみで理解すると誤解が生まれますので、まずざっくりと読んで全体を把握して、各部分を読み返し、困ったときなどにそこの部分を読み返すなどの使い方をしていくとより理解度が深まると思います。

 

特に序章(遍路の概論)、第1章(四国の状況)、第2章(歩き方)は、多くの方に共通する部分だと思いますので、最低限その辺りを理解されるとかなりラクに回れるかと思います。

 

考え方については

あなたにとっての答えは方程式のように常に移り変わります

参照>方程式

落とし込みをうまくして考えていこう

参照>落とし込み

理解するということは、理解度です

参照>わかった!ということ

本当に歩き通したいのなら正しい方向性で努力しましょう

参照>努力するということ