区切り打ちの日本人男性の話
彼からは最初メールで相談を受けていました。
*7日間の休みで遍路をしたいのだけど、自転車をその辺で買って廻ろうと思います。
とのことでした。
なぜ自転車を買って廻るのか聞いてみました。
そして、7日後その自転車をどうするのかを聞いてみました。
聞いたら、何となく歩くより早いかな?と言うだけでの自転車と言う選択肢でした、
自転車はその後売るなどして処分するとのことでしたので、こんな話をしてみました。
7日間とは言っても、移動日があって正味は5日間で、自転車の種類にもよってかなり推進力が違うので何とも言えない部分はありますが、おそらく室戸岬過ぎた辺りで終わるのが現実的な部分かと思います。
*例えば本当に真剣にがっつりと歩くなら5日目の午前中に23番の薬王寺(徳島制覇)出来ますよ。
その提案の根拠は、室戸で自転車をどうするのか?室戸からだと交通機関を考えると薬王寺前の日和佐駅の方が便利が良いので、次回続きを廻るときに移動しやすくて便利と言う部分で5日間の為に自転車を買うのもったいない気もしますけど、そこにこだわるのであれば、自転車を売っているところはありますので、問題はないです。
とお伝えしました。
その後、地図と次回のプランなども含めて考えた結果、彼の出した答えは今回は徳島を歩いて廻ると言うことになりました。
ちなみに彼は普段運動もしていないと言ってましたし、登山経験や運動経験もあまり無いと言っていたので、急にがっつり歩いて大丈夫かな?って思っていましたけど、私が出した結構キツいプランを上回る、ものすごい勢いで歩いていきました。
経験より根性と言うか、やる気の問題だけなのかも知れないな?って深く考えさせられる方でした。